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東日本大震災への対応と支援について

2011年3月11日に発生した東日本大震災に関しまして、当社グループは今後も被災地区の方々や、復興作業を行う方々の健康維持のために、適切な製品の提供などを通じて、継続した支援活動を行っていきたいと考えています。

危機対策本部の活動

震災直後に、当社およびグループ各社は危機対策本部を立ち上げ、グループ各社間での連携を密にして対応しました。
社員の安否確認、生産設備・物流倉庫・オフィスなどの事業所の被害状況の確認を迅速に行い、併せて被災地に対する支援活動を推進しました。

被害を受けた主要な生産・供給設備の状況

イーエヌ大塚製薬(株)(本社:岩手県花巻市)

臨床栄養製品を製造する岩手県花巻工場の製造設備の一部に被害を受け操業を一時停止しましたが、3月22日より一部操業を再開し、その後速やかに平常通りの生産体制に戻りました。

大塚倉庫(株)(本社:大阪府大阪市)

グループの物流を担う同社の仙台市と浦安市にある医薬品および飲料等の倉庫において、荷崩れが発生しました。また、浦安市の倉庫では、建物の損傷および液状化等により一時的に業務に支障をきたしましたが、3月28日には通常の業務が行える状態まで復旧しました。この結果、同社の東北・関東地区の物流拠点はほぼ本来の機能を回復しました。

支援活動

地震発生の翌朝より各県の災害対策課と連携のもと、甚大な被害が発生した市・区役所などの自治体や緊急対応医療機関に、被災地域の社員が緊急支援物資を届けました。飲料・食料品175万食相当に加え、医療用医薬品、OTC医薬品、その他日用品などのグループ各社の製品を、物流拠点が被災し物流網が寸断された状況下ではありましたが、各方面の協力を得ながら搬送し、支援活動を行いました。
大塚製薬、大塚製薬工場、大鵬薬品は、関係省庁や業界団体と連携をとりながら医療用医薬品の安定供給を最優先課題とし、運輸車両については災害復旧支援車両の認定を受け、併せて生産拠点からの船便による輸送など、あらゆる手段を活用し被災地への物流の確保に努めました。
また、世界23カ国・地域で働いている大塚グループの社員から、この度の災害で被害に遭われた皆さまに対するお見舞いと支援の申し入れが多数届きました。その思いをしっかりと届けるため、グループ3万9000人(うち、2万1000人が日本以外の社員)の総意として、一人あたり1万円に相当する3億9000万円を義援金として、日本赤十字社を通じて寄付しました。

  • 非連結のグループ会社を含みます
支援物資の状況(2011年5月31日現在)
飲料・食品 「ポカリスエット」「オーエスワン」「オロナミンC」「チオビタ・ドリンク」
「クリスタルガイザー」「カロリーメイト」「SOYJOY」
「ネイチャーメイド マルチビタミン」「ボンカレー」メディカルフーズ製品
総計 175万食相当
医療用医薬品 輸液、流動食、消毒液、治療薬
OTC医薬品  
その他日用品  

「ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル」を1万本提供

長期間にわたる避難生活で不足しがちなビタミン・ミネラル類を、サプリメントの活用により手軽に補給していただけるよう、大塚製薬とファーマバイト(連結子会社、本社:アメリカ・カリフォルニア州)は、「ネイチャーメイド マルチビタミン&ミネラル」1万本を社団法人日本栄養士会を通じて提供しました。5月以降、同会および被災地の各地栄養士会による栄養アセスメント結果に基づき、各地栄養士会から被災者の皆さまに順次配布しています。

健康調査時にネイチャーメイドを配布

東京消防庁への製品供給および無償提供

大塚製薬は、東京消防庁を物資面で支援している財団法人東京都消防懇話会と災害時における食料品調達に関する協定を2010年から締結し、災害防御活動を支援するため、食料や飲料を供給する体制を整えています。今般の災害発生の際には、協定内の食料・飲料の供給に加え、大塚製薬、大塚製薬工場、大塚食品の製品を東京から被災地に向かう派遣隊に無償提供しました。このような支援に対して、同3社は東京消防庁消防総監から感謝状を授与されました。

節電・計画停電対策

東日本大震災により発生した福島原発事故に伴い、当社グループにおいても節電・計画停電対策に取り組んでいます。

生産拠点における電力削減策

当社グループの主な国内の生産拠点は16カ所23工場ですが、自家発電装置による電力供給システムの活用、夜間(夜間電力使用)・土日祝日への生産体制のシフト、そのほか各工場での生産体制の見直しなど、可能な限り電力削減に注力しています。

自動販売機の電力削減策

飲料自動販売機の節電対策として、夏季ピーク時(7~9月の9~20時)の最大使用電力を、東京電力管内は前年比25%以上、東北電力管内は前年比15%以上削減するという社団法人全国清涼飲料工業会からの発表を受け、「ポカリスエット」「オロナミンC」「クリスタルガイザー」を取り扱う大塚製薬、大塚食品では、「時間帯グループ輪番制等による冷却機能停止」などにより電力削減を実施しています。

オフィスにおける電力削減策

当社グループの本社・支店・出張所等のオフィスにおいても、さまざまな節電対策に取り組んでいます。

取り組み事例

  • 就業時間を繰り下げる「逆サマータイム」の実施
  • オフィス内の照明調整、窓際や廊下等の消灯
  • 残業時間の削減
  • 屋上広告、看板等の消灯
  • コピー・プリンター等OA機器の使用削減
  • 夏季空調の設定温度の引き上げ 他