地域貢献活動

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大塚グループは、地域の人々と協力しながら、社会文化活動を通じて地域の発展に貢献しています。その中でも特に、中長期的に事業領域との関連性が高いといえる「人々の健康の維持・増進」「災害等の支援」等に注力した投資を行っています。
2022年の大塚グループにおける寄付金総額は災害時の支援等を含め、41億円でした。

活動事例

  • インドネシアのSATU HATI活動
    インドネシアで「教育、環境、健康」の3つの柱のもと行われる社会貢献活動を15年以上にわたり継続。

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    ポカリスエットの製造販売を行うPTアメルタインダ大塚では、インドネシアへ積極的に地域貢献したいとの考えから、2006年に発生したジャワ島中部地震の支援をきっかけに「SATU HATI」という社会貢献活動を実施しています。その活動は年々拡がり、現在では教育、環境、健康の3つの柱のもとで行われています。
    2020年には、適切なごみ処理と資源の循環を推進する「大塚エコビレッジ」プログラムも「SATU HATI」の一環として、新たに開始しました。廃棄物を自主管理できる社会づくりを地域住民と協力して実現することを目指し、AIOはリサイクルバンクの建屋の寄贈など、初期啓発やインフラ・システム構築をサポートしています。

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  • 米国Sozosei財団の取り組み
    米国で医療課題の周知、医療・健康関連の情報発信や教育促進、関連団体への貢献等を目的とした財団を設立。

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    米国のグループ会社であるOtsuka America Pharmaceutical Inc, は、Sozosei(=創造性)財団を2019年に設立。本財団は、米国における医療課題の周知、医療・健康関連の情報発信や教育促進、関連団体への貢献等を目的としています。精神・神経領域や腎領域における支援に加え、災害支援活動や地域社会への貢献等を中心に行っています。

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  • クラウドファンディングを活用した社会貢献プログラム
    大鵬薬品では、がん領域において存在する、薬だけでは解決できないさまざまな社会課題に取り組む予定の団体・個人を応援する社会貢献プログラムを実施。

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    大鵬薬品では、「大鵬スマイルサポート」を2021年から実施。クラウドファンディングを活用して社会課題の解決に取り組む予定の団体・個人をホームページ上で募集し、採択された団体・個人は、クラウドファンディングを実行し、プロジェクトを実施するために必要な金額の50%を資金調達できれば、大鵬薬品からもプロジェクトを実施するために必要な金額の50%と同額のマッチングギフトを得ることができます。

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  • スポーツを通じた地域への貢献
    地元サッカーチームへの継続的な支援を実施するほか、大塚製薬陸上競技部を通じて企業スポーツへの取り組み


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    Jリーグ・サッカーチームの「徳島ヴォルティス」は、2004年に地域の活性化を目指して誕生しました。大塚製薬サッカー部を母体としており、大塚グループは選手の健康・栄養面のサポート、ホームスタジアムでのイベントの協力等も含め、継続的に支援を行っています。
    同チームでは、徳島県が抱える課題解決に向けた取り組みを行っています。例えば、子供からシニア世代の幅広い層を対象にサッカー教室を開催しているほか、新たな取り組みとして、美馬市、大塚製薬と協働し、Jリーグクラブで初となるヘルスケア分野のSIBである「ヴォルティスコンディショニングプログラム」を実施しています。これら地域の方々を対象とした健康維持・増進、スポーツ振興等のための活動には徳島ヴォルティスの選手やコーチが参加しています。

    大塚製薬陸上競技部は、企業スポーツへの取り組みとして1990年に創設され、男女ともに世界大会へ日本代表選手を送り出すなど活躍を続けています。練習や合宿の合間には、陸上教室を開催するなど企業スポーツを通じた地域貢献にも取り組んでいます。2016年からは、徳島陸上競技協会と共催で、徳島県のジュニアアスリートの強化・普及および振興を目的に「徳島アスリートミーティング」を開催しています。

    ※ソーシャルインパクトボンドのこと。民間資金を活用して社会課題解決型の事業を実施し、成果に応じて地方自治体が対価を支払う仕組み

  • 災害等における支援
    災害等において、各地域で支援を実施

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    大塚グループでは、災害時等において当社グループ製品の提供や寄付等を通じた支援を実施しています。例えば東日本大震災の際は、大塚グループは現地の各社事務所が協力して緊急支援として飲料や水、食品などの物資提供を行いました。また、避難所における脱水状態の対策として経口補水液を届けるため、仙台を拠点に全国の社員が交代で支援にあたるなど、大塚だからできることを念頭に活動しました。省庁や業界団体からの要望に対応して本社からも物資支援を行ったほか、海外グループ社員より支援を望む声が多く寄せられたことから、大塚グループ社員39,000人の総意としての義援金を大塚ホールディングスが日本赤十字社に届けました。

  • 新型コロナウイルス感染症に関する取り組み
    感染拡大下においてグループとして取り組みを実施

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    コロナウイルス感染拡大防止のため、日本国内では、自治体や関係団体を通じて、「ポカリスエット」、「ボディメンテ」、「カロリーメイト」、「オーエスワン」等の当社グループ製品や医療用マスク・防護服等を提供しました。さらに、海外では、自社の飲料や食料品、医薬品の提供のほか、現地の医療施設や赤十字社等への寄付も実施しました。例えば米国Sozosei(創造性)財団では、5つの慈善団体 およびメンタルヘルス・腎臓病の関連の4つの団体に対し、 総額939千ドル(約1億円)の寄付を行いました。

    2020年11月時点 お知らせ
    大塚グループの新型コロナウイルス感染症に向けた取り組み

  • 地元徳島とともに
    徳島発祥の企業として、地域社会に根付いた取り組みを継続的に実施しています。

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    伝統文化「阿波おどり」の継承
    大塚グループは、徳島発祥の企業として400年を誇る伝統文化「阿波おどり」の継承に取り組んでいます。阿波おどりではチームのことは「連(れん)」と呼び、大塚グループでは毎年4つの連-総勢100名以上の社員からなる「大塚連(大塚製薬)」、鳴門市最古の連である「うず巻連」の名を継ぐ「大塚うず巻連(大塚製薬工場)」、和気あいあいとした雰囲気の「チオビタ連(大鵬薬品)」、2016年で30年を迎えた「大塚はつらつ連(大塚化学・大塚倉庫・大塚食品)」-が参加しており、それらの連は踊り子と鳴物(三味線・鉦・太鼓・横笛等)で構成されます。社員で構成するこれらの連では、新フォーメーションの導入等の新たな挑戦と同時に、踊り手・観客いずれもが楽しめる踊りを行っています。

    約30年続くコンサート
    Exciting Summer in WAJIKI
    大塚製薬は、毎年「阿波おどり」の時期に地元自治体等との共催で、入場無料の野外コンサート「Exciting Summer in WAJIKI」を徳島ワジキ工場敷地内の芝生の広場で開催しています。本コンサートは、当工場が徳島県鷲敷町 (現・那賀郡那賀町)の工業団地に設立された翌年の1990年、地元徳島に若者が集い交流できる場を提供することで活力を与えたいとの想いから、自治体・商工会の若者が中心となって始まりました。また、阿波おどりの前夜祭として、1990年から毎年開催されている徳島市内での無料コンサート「オロナミンCドリンクPRESENTS 阿波踊りサウンドフェスティバル」にも協賛しています。本コンサートは、毎年様々なジャンルの出演者による音楽を提供。幅広い年代の方々が集い、夏の夜と音楽を楽しんでいます。

  • 大塚国際美術館を設立
    創立75周年記念事業として「大塚国際美術館」を発祥の地である徳島県鳴門市に設立。

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    大塚グループは、創立75周年記念事業として「大塚国際美術館」を発祥の地である徳島県鳴門市に設立しました。本美術館は、日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」です。古代壁画から、世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに複製しています。元来、オリジナル作品は環境汚染や地震、火災などからの退色劣化を免れないものですが、陶板名画は約2,000年以上にわたり、そのままの色と姿が持続します。
    その陶板名画ならではの特性を活かし、本来なら6点同時に鑑賞することができないエル・グレコ「祭壇衝立画」の推定復元や、レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」の修復前後の比較展示、“自然光でみてほしい”という画家の願いを実現し屋外展示したモネの「大睡蓮」等の独創的な発想を取り入れ、国内外からの多くの来館者にご好評いただいております。大塚グループはこれからも独創的な技術や構想を活かした本美術館を通じて、地域の芸術・文化振興に努めてまいります。

    ※延床面積29,412㎡

未来を支える若者たちへの貢献【インターシップ等】

大塚グループでは、大学生などを対象に、インターンシップの受け入れを行っています。大塚製薬、大鵬薬品、大塚製薬工場、大塚倉庫、大塚化学、大塚食品など、グループ各社での仕事の体験を通じて、働くことの大切さや、将来の社会との関わりについて、考えを深める場を提供しています。その他、大塚製薬工場では、日本・インドの両政府が進める、製造業分野の連携強化を目的とした「ものづくり技能移転推進プログラム」に基づく「日本式ものづくり学校(JIM:Japan-India Institute for Manufacturing)」として、2019年から人材育成機関「Otsuka JIM」を大塚製薬インド内に開校しています。日本式ものづくり学校とは、日本企業がインドの若者に対し、製造現場に必要な規律・心構えや実践的な技能を直接指導し、将来の現場リーダーを育成する学校として、経済産業省が認定するものです。

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